九路盤(ミニ囲碁)を楽しむ

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棋譜の読み上げ、双方触って位置確認を基本に
九路盤は、通常の十九路盤に対して、1/4の大きさの盤 (9 X 9)です。
十九路盤は一つの試合に1時間以上要しますが、九路盤では30分前後でできます。囲碁のルールを教えたり、学ぶのにも適しています。

九路盤の実費頒布:個人所有は実費(囲碁クラブ・団体には台数応相談:寄贈含めて)。
            実費は、碁盤セット製作費に当てております。
            ご協力、お願いいたします。    

申込み先
日本視覚障害囲碁普及会  
〒565−0853 
大阪府吹田市春日4−11−4−205
Tel:06−6318−6278 Fax:06−6338−6715(事務局)
fmiyano@skyblue.ocn.ne.jp

明細
1セット価格 8、000円 (送料別途)
盤 寸法 29.5x29.5cm 重さ 750g 材料 鉄板+アルミ
石 23mm径 5mm厚さ  個数 黒45個 白45個  
重量400g(プラスチック箱付き)
合計 1、150g
碁盤と碁石の写真を下に表示します。



対戦の様子


視覚障害者(全盲の人)と晴眼者との対戦の様子を表示しています。 表示時間は、およそ4分です。
 
 視覚障害者 : 黒石です。 プラスチック製の石の表面に,丸い筋の凹みがあります。
 晴眼者    : 白石です。 表面は、平坦でツルツルです。

九路盤は、日本視覚障害囲碁普及会で製作したものです。碁盤には、丸い凹みがあり、打たれた白石や黒石が動かないようになっています。 
さらに碁盤の底には、薄い鉄板が敷いてあり、石の中には円板形の薄い磁石が入っていますので、凹みに置かれた石は、飛び出しにくくなっています。

晴眼者は、自分の打った石の位置を相手に知らせます。今、白は「三の3」へ打ちました。
黒は、自分の打つ場所を考えています。
視覚障害者は、両手を碁盤上の石に当てることによって、白黒を判断し、さらに石の配置を確認します。九路盤は、両手で全体を把握することができるので、ちょうど良い広さだと思われます。

注:使用しているBGMは、CCHit (http://cchits.ning.com/hits/)から、ダウンロードしたものです。CCライセンスに基づき、曲名を表示します。曲名:Hot Bitch Arsenal

第11回 全国視覚障害者囲碁大会
平成20年11月2日、上記大会で対戦した、
宋 重澤氏(韓国)、中丸 仁氏(東京)、二村 晃氏(大阪)の対戦の様子を掲載します。






     九路盤の読み上げ方と位置を触って確認

当会では、相手に九路盤上の石の位置を知らせるために次の方法を提案しています。

1. 読み上げの起点を定めて、先ず横軸、次いで縦軸を読み上げます。

2. 黒から見て、起点を左上隅にします。
     図の黒石は、4の三になり、白石は、6の五になります。

3. 白から見て、起点を右下隅にします。
     図の黒石は、4の三になり、白石は、6の五になります。

読み上げる場合は、「4の三」は、「シのサン」又は「ヨンのサン」になります。
対戦者は、自分の持つ石の色に応じて、九路盤上の位置を特定できます。
なお、棋譜を書く場合は、「4の三」だけでなく、数字だけの「4の3」や「43」もできるものとします。
読み上げ後、お互いにその位置を触って位置の確認をしていきます。

(注:この読み上げ方は、2009年2月に日本視覚障害囲碁普及会事務局にて取り決めました。)
九路盤の手合表(案) 「九路盤のハンディの付け方」

13回の全国大会の実績、経験を踏まえ、当会で、九路囲碁の手合い割を決定いたしました。
下記にその基本を表示します。平成23年の第14回大会は、このルールに従い実施しました。

同級 互先 (黒が6目半コミ出し)
1級差 黒が4目半コミ出し
2級差 黒が2目半コミ出し
3級差 定先・ジゴ白勝ち
4級差 白が1目半コミ出し
5級差 白が3目半コミ出し
6級差以上はすべて 白が5目半コミ出し

段も同様とします。


パソコンソフト及び九路盤囲碁解説書の紹介

パソコン上で、コンピュータを相手に対局できるソフトがあります。インターネットで入手できる九路盤ソフトの一部を紹介します。さらに、分かりやすい九路盤解説書を紹介します。

ダウンロードのページからは、九路盤囲碁ソフト「卓ちゃん」のダウンロード、及び 九路盤の入門書をダウンロードできます。


さらに、「若葉・フリーアプレット」には、九路盤の棋譜を記録したり、詰め碁を勉強するのに便利な碁盤ソフト「石葉・StoneLeaf」があります。

また、九路盤の分かりやすい入門書として、「日本棋院の楽しい囲碁教室」があります。初心者向けの九路盤による囲碁教室です。


米国のFotland氏のSmart Gamesにある 「Igowin」は、九路盤のコンピュータ対戦の無料ソフトです。
先ず黒番で25級から開始します。勝てば級が上がり、負ければ下がります。最高6段まであり、一喜一憂できます。


上記の他にも多数の九路盤ソフトがあります。検索エンジンで「囲碁」、「九路盤」、英語では、「go」、「9x9 board」などと検索します。

ネット上の無料の囲碁対局ゲームcosumi」は、パソコン向けFlash版、スマホ・タブレット向けHTML5版があります。 5路盤から、19路盤まで打てますが、中でも九路盤は非常に強い。アドレスは、www.cosumi.netです。
初心者もかなりの強豪の人も、棋力に応じて楽しむことができます。


ふれあい囲碁ネットワークの紹介
NPO法人、「ふれあい囲碁ネットワーク」は、「石が挟まれて動けなくなったら、取られる」というルールでチームを組み、交互に石を置いて遊びます。これによりコミュニケーションを図ります。


JavaアプレットによるGoodShapeタグメーカーの紹介 

  このホームページの「棋譜の表示」は、Javaアプレットを使用しています!

GoodShapeタグメーカーを使用 して、中丸氏熱戦棋譜や、ミニ碁一番勝負(プロの棋譜)を記載します。

棋譜は、Javaアプレットを使用したGoodShape Tag Makerを利用しています。

棋譜を見るには、オラクルの、Javaアプレット用のソフトウェアが必要です。
次のページから、無料でJavaをダウンロードできます。

http://java.com/ja/download/index.jsp

ダウンロードの手順は、javaのページに従ってください。
うまくダウンロードできたら、このホームページの碁盤の場所に、コーヒーカップが表示され、しばらくすると棋譜が現れます。

追記:IE6(インターネットエクスプローラ6)以上を使用されていると、Javaアプレットを実行するための「Microsoft VM」が使用できません。そのためにオラクルの、Javaアプレット用のソフトウェア Java VM が必要になります。ダウウンロードすると、インストールまで自動的にやってくれます。

棋譜の検討 : 当会幹事の松村先生・浅江先生による「中丸氏熱戦棋譜」の検討です。 

ミニ碁棋譜 : 関西棋院のご好意により、プロ棋士のミニ碁一番勝負を10局、記載しています。

全国大会棋譜 :
当会主催の全国大会タイトル戦の棋譜を掲載しています。

中丸氏熱戦譜 :東京在住の中丸仁氏と、全国各地の彼の囲碁仲間とのメールによる熱戦の棋譜です。 


九路盤格言 (川柳調)

石を碁盤に置いていると、その置き方に関して、昔からの格言が参考になります。十九路盤囲碁には、たくさんの格言、名言、諺があります。
しかし、狭い九路盤には、そのまま適用できないものが多いようです。

日本視覚障害囲碁普及会・枚方支部のメンバーが思いついた、九路盤にも適用できそうな格言を川柳調で列記します。
皆さんからの投稿をお待ちします。

参考:十九路盤囲碁向けの格言集「igokakugen file.pdf へのリンク

  
  二の一に 打てば四死が 六生に
    (碁盤の隅では、攻めが一方からだけなので第二線六本で生きる。
     なお、辺の第三線でも四死六生になる。第二線では六死八生)

  壁の塗り合い コミの分だけ 白有利
    (碁盤上で、同じように石を並べると、白はコミの余裕がある)

  三ヶ所で 所帯作れば 天才か
    (九路盤は狭いので、三ヶ所で生きるのは難しい)

  古希、喜寿  傘寿、私は 盤寿
    (古希70歳、喜寿77歳、傘寿80歳、盤寿81=9x9)

  裂かれ形 別所帯作るのを 覚悟して
    (裂かれた石は、自活できなければ自死)

  生きるには 眼形急所と フトコロと
    (石が生きるには、眼形を持てる広さが要る)

  攻めは根拠 遠くへモタレ 自分の用心
    (攻めは自分を守ろつつ、相手の根拠を奪い、モタレる)

  打つときは 自分の弱い方から ツケないで
 
    (自分の弱い石から動く。相手の石にツケると相手は強くなる)

  切り違い ノビとアテとを 使い分け
  
   (自分の石が多いときはノビ、相手の石が多いときはアテ)

  サバキには ツケてナナメに 捨て石で
    
 (相手の勢力圏で、弱い石をサバクときの心得)

  狭いとこ 苦しいときは ナナメ打ち
     
(ナナメの石は、眼形を作るのに有利に働く)

  九路盤 COSUMI相手に 喧嘩碁し

    (レベル5では喧嘩腰になり、RESIGN(降参)。とにかく強い)

  九路盤 反省する機会は 多々あれど
    (81目しかない九路盤は、双方それぞれ20手〜30手、
      20分〜30分で終わる。それでも、敗けても反省しない)
  
  三手読み せめて二手でも 強くなる
    (こう打つ、ああ打つ、そこでこう打つの三手読み。 それができない)

囲碁十訣 (いごじっけつ) 
中国の古典にある「碁を打つ時の心構え」を書いたもの(中国唐代の棋士、王積薪)。 九路盤でも通用します。

01 不得貪勝
むさぼれば、勝ちを得ず
貪って(むさぼって)勝とうと考えてはいけない。調和させながら打つことが必要。

02 入界宜緩
界に入っては、穏やかなるべし
相手の勢力圏では、相手にも地を与えるような穏やかな手を打つべき。

03 攻彼顧我
彼を攻めるに、我を顧み         よ
攻めているときも、自石の弱点を注意しながら打つ。

04 棄子争先
子を棄てて、先を争え
少数の石にこだわらす、先手を取って大勢を占めろ。ただし、要石なら1子でも捨てない。

05 捨小就大
小を捨てて、大に就け
石にこだわらず、大地に目を向ける。

06 逢危須棄
危うきに逢えば、須(すべか)らく棄てるべし
逃げても見込みのない石は、早めに軽く捨てる。

07 慎勿軽速
慎みて軽速なるなかれ
軽率に打つな。(足早になり過ぎるのは慎め)

08 動須相応
動けば、須(すべか)らく相応ずべし
敵が強く来れば強く、穏やかに来れば穏やかに、局勢の流れに順応する。

09 彼強自保
彼強ければ、自ら保て
相手の勢力の強いところでは、固く守る。

10 勢孤取和
勢い孤なれば、和を取れ
自石の勢力が弱い場合は、戦いを避けて無事を図る