このページは、視覚障害(子供〜高齢者)の人も重度の身体・聴覚障害者の方も晴眼者とハンデなしで対局・楽しめる、ミニ囲碁(九路盤)を普及する会のホームぺージです。
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目の不自由な人のために、碁石は凹凸をつけて黒白の区別ができるようにし、磁石で外れにくくしています。
碁盤には、磁石式碁石がさらに外れないように碁石がはまる穴を縦線・横線の交点に開け、縦軸・縦軸に引かれた凸線(浮き出し)が交点で繋がり、碁石の位置が手で触って分かるように工夫されています。
手で触り、頭の中に碁石の配置を描いて、誰とでも(晴眼者とも)囲碁の対局を楽しむことができます。
 |
---色の識別が分かり易いデザインの斬新な碁盤---
白、黒の碁石(磁石式)が弱視の人でも間違えないような色相の碁盤にし、薄く軽い金属板を張り合わせ、碁石を置く位置に円いくぼみをつくり、指や手のひらで石の位置を触っても、磁石の吸引力とくぼみに嵌め込むことで動かないようにしてあります。
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碁盤(九路盤)
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 |
実際の対局は、石を置くたびに相手の位置を「3の七」などと声を出して位置を知らせるのがルールです。弱視の人は碁盤近くまで顔を寄せて相手の石を確認し、全盲の人は指や手のひらで相手の石の位置を触って確認した上で、自分の石を置き、相手に「7の三」などと知らせながら進めて行きます。 |
対局の様子 |
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日本視覚障害囲碁普及会は、1993年10月に設立されました。各地の盲学校、社会人グループ及び個人に対して、視覚障害の方が対局できるオリジナルの九路盤開発・製作・配布(個人は実費、団体は応相談)し、点字教材は無償で提供し、支援ボランティアを派遣して囲碁指導を行い、また全国囲碁大会を開催して、囲碁の普及に努めてきました。
目の不自由な人へ : 九路盤囲碁に興味をお持ちの視覚障害者には、普及会が支援します。
お住まいの場所によって支援方法をご相談したいので、事務局までご連絡下さい。連絡先は「普及会のあらまし」をご覧下さい。
お問い合わせやご意見は、お手数を掛けますが、次のメールでお願いします。
メールアドレス: fmiyano@skyblue.ocn.ne.jp
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