インターネットによる囲碁対局

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音声認識囲碁システムの開発
日本電信電話(株)、東日本電信電話(株)、日本視覚障害囲碁普及会は、インターネット上で音声を認識できる囲碁対局システムを完成しています。

このシステムの実現により、視覚障害を持つ人、肢体不自由の人、高齢者でパソコンの苦手な人でも、インターネットを通じて囲碁対局に参加できるようになり、障害を超えた交流の輪が広がることになります。


アプリケーション・ソフトの特徴
クライアントソフト
ー 対局に必要な全機能を音声認識により声から操作可能(マウス併用可)
ー 九路盤、十九路盤の選択可能
ー アプリケーションの動作および対局の音声読み上げ
サーバーソフト
ー コミュニティスペースとしての碁盤管理サーバー
  ○最大100接続 ○9台の碁盤の対局を同時管理(追加可能) ○他ユーザーの対局のネットワーク観戦が可能 ○チャット機能 


インターネット対局実験
参加校・グループ : 大阪府立盲学校  大阪市立盲学校  和歌山県立盲学校  日本ライトハウス 大阪府立清水谷高校  高槻市立若松小学校 
                  上記のグループから3〜4チーム選出
対局方法 : インターネット対局  トーナメント方式


タイトル1
 日本視覚障害囲碁普及会が主催する「第2回全国視覚障害者囲碁大会」が平成11年6月27日(日)13時より大阪コニシホールで開催されました。参加人数(ボランティアも含め)は3会場合わせて100人以上が集まり、白熱したゲームが繰り広げられました。
卓ちゃん 今回の大会では遠隔での対局を実現するため対局囲碁ソフト「卓ちゃん」をパソコン型Phoenixインストールし、映像と音声を送受信することにより、可能としました。
 通信対局は、大阪会場と東京会場(筑波大学付属盲学校)および大阪会場と熊本会場(熊本県立盲学校)で対局が行われ、熱戦が展開されました。通信対局でも「卓ちゃん」のソフトによる音声認識と対局者同士の会話で遠隔地にもかかわらず、臨場感あふれる対局となり、参加者にも大変好評で、主催者側では、この通信対局を一層普及させたいと計画しています。
 
大阪会場写真
大阪会場
東京会場写真
東京会場
熊本会場写真
熊本会場
<システムイメージ図>
システムイメージ図