中丸氏の実戦譜(その4)


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中丸氏(東京都在住)を中心に、メールによる日本各地の囲碁仲間との熱戦の棋譜です。
対局者の氏名をクリックすると、棋譜にジャンプします。

囲碁の勉強の参考にして下さい
。特に、棋譜79からの松村氏(大阪商大)のコメントは非常に参考になります。

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棋譜01から棋譜60までは、実戦譜(その1)に記載しています。
実戦譜(その1)の棋譜表示には対応しておりません。
実戦譜(その1)は、ここをクリックしてください。

棋譜60から100までは、実践譜(その2)に記載しています。
実践譜(その2)は、ここをクリックしてください。
棋譜79から、松村 政樹氏(大阪商大)のコメントを記載しています。
非常に参考になります。


棋譜101から140までは、実践譜(その3)に記載しています。
実践譜(その3)は、ここをクリックしてください。
すべての棋譜に、松村 政樹氏(大阪商大)のコメントを記載しています。
非常に参考になります。

棋譜 対局終了日 対局者 結果
141 08年5月7日 先番 中丸 仁  
白番 佐野耕治
35手完 黒中押し勝ち
142 08年9月21日 先番 中丸 仁  
白番 中野弘之
41手完 黒中押し勝ち
143 09年4月9日 先番 園田信一  
白番 中丸 仁
51手完 黒1目半勝ち
144 09年7月1日 先番 松村政樹  
白番 中丸 仁
50手完 白中押し勝ち
145 10年6月18日 先番 多田 一  
白番 中丸 仁
51手完 黒中押し勝ち
146 11年2月26日 先番 中丸 仁  
白番 山崎守男
30手完 白中押し勝ち
147 11年2月15日 先番 山崎守男  
白番 中丸 仁
62手完 白中押し勝ち
148 11年11月23日 先番 中丸仁   
白番 山崎守男
30手完 白中押し勝ち
149 11年12月28日 先番 山崎守男 
白番 中丸仁
55手完 黒中押し勝ち
150 12年6月12日 先番 中丸仁   
白番 山崎守男
36手完 白1目半勝ち
151 12年7月12日 先番 山崎守男  
白番 中丸 仁
58手完 黒2目半勝ち
152 12年11月23日 先番 中丸 仁  
白番 山崎守男
35手完 黒中押し勝ち
153 12年12月17日 先番 山崎守男 
白番 中丸 仁
42手完 白中押し勝ち
154 15年9月5日 先番 中丸 仁
白番 大田 佑
32手完 白中押し勝ち
155 16年5月21日 先番 中丸仁
白番 斉藤杉太郎
40手完 白中オシ勝ち
156 16年5月29日 先番 中丸仁
白番 山崎守男
30手完 黒半目勝ち
157 16年7月19日 先番 斉藤杉太郎
白番 中丸 仁
73手完 黒中押し勝ち
158 17年3月7日 先番 斉藤杉太郎
白番 中丸 仁 
67手完 黒3目半勝ち
159 17年9月2日 先番 斉藤杉太郎
白番 中丸 仁
70手 白2目半勝ち
160 17年12月30日 先番 中丸 仁
白番 斉藤杉太郎
76手完 黒半目勝ち
161 18年5月29日 先番 斉藤杉太郎
白番 中丸 仁
62手完 黒1目半勝ち
162 19年5月15日 先番 竹内真子(6目半コミ出し)
白番 中丸仁
34手完 白中押し勝ち
163 19年5月22日 先番 中丸仁(6目半コミ出し)
白番 斉藤杉太郎
63手完 白4目半勝ち
164 19年8月8日 先番 中丸仁(6目半コミ出し)
白番 斉藤杉太郎
68手完 白中押し勝ち
165 19年8月10日 先番 中丸仁(6目半コミ出し)
白番 山崎守男
52手完 黒1目半勝ち
166 20年7月16日 先番 中丸仁(6目半コミ出し)
白番 斉藤杉太郎
62手完 白中押し勝ち
167 20年12月14日 先番 中丸仁(6目半コミ出し)
白番 斉藤杉太郎
85手完 黒13目半勝ち

碁盤の説明:javascriptを利用して、当会独自の碁盤表示プログラムを導入しています。
なお、過去のページではJavaの棋譜再生アプレット「GoodShape」を利用していましたが、Internet Explorerのサポート終了に伴い利用できなくなりました。

棋譜の下に表示されている「棋譜を表示」というボタンをクリックすることで棋譜を表示できます。その後、下側にあるボタンを押すことで、棋譜の順送り、及び順戻しができます。
棋譜を再現して楽しむには:
下側の「最初に戻る」を押して、第1手より先の全ての石を消します。
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こちらのページで、棋譜をご自身で入力して碁盤を表示することができます。ご自由にお使いください。


皆さんのコメントをメールで(事務局メールアドレス)へご連絡下さい。
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参考: 
互先(たがいせん)
は、先手(せんて)の黒が6目半のコミを後手(ごて)の白に出します。
盤上で黒が3目の勝ちであったとしても、コミを計算すると3目半の白の勝ちとなります。

定先じょうせん)は、対局者の棋力にわずかに差がある場合用いられる方式で、置石とコミが無しで行われる対局です。
下手(したて)が常に黒石(先手)を持ち、上手(うわて)が常に白石(後手)を持つことで、「先手の有利性」を下手のハンデとして対局が行われます。

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棋譜番号:141  連絡日2008年5月17日

期日:08.5.2〜7  先番  中丸仁(6目半コミ出し) 白番 佐野耕治
結果:(35手完 黒中押し勝ち)
55 45 44 54 65 53 43 42 32 52
24 35 25 47 73 22 34 23 33 31
37 46 26 48 38 72 74 77 82 13
62 28 29 18 17 
(35手完 黒中押し勝ち)
中丸氏コメント: 九路盤では序盤から石が接触すると、先に打つ黒が有利だと思うのですが、いかがでしょうか?白の敗着はどこでしょうか?よろしくお願いいたします。

松村氏コメント
:いきなり戦いを挑むのは、白が苦しいようです。黒の5手目65が良い手で、白は打つ手に困っています。黒に73へ打たれるとおしまいなので、白47では74に打ちたいのですが、そうすると黒が47に打ってきます。序盤の45、54が無理な手でした。
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棋譜番号:142  連絡日2008年9月26日

期日:08.9.9〜21  先番  中丸仁(6目半コミ出し) 白番 中野弘之
結果:(41手完 黒中押し勝ち)
55 74 63 73 76 36 62 86 87 85
34 24 67 72 25 35 26 44 33 23
22 43 32 27 13 57 45 65 47 56
46 58 66 68 78 75 77 48 37 98
38
(41手完 黒中押し勝ち)
中丸氏コメント: 黒25のハネ出しはどうだったのでしょうか? 白98では、白38、黒28、白29のアテまできめてから89におけば白の勝ちだと思っていましたが、どうでしょうか?よろしくお願いいたします。

松村氏コメント
:確かに、白の敗着は40手目の98で、感想の通りに白38から打てば勝ちでした。序盤から振り返ると、黒25のハネダシ、27のハイコミ、22の二段バネが三手セットの良い手でした。白の58ツケに対し、黒は57に突き当たる方が良かったでしょう。
白65からの切断が良い手で、実戦のように進行すると白勝ちになります。
黒33手目の66キリが打ち過ぎで、この手では48にオサエて隅を捨てるしかありません。続いて白が66に受けても、68に受けても黒58のハネツギが利きますので、地合いで黒の勝ちでした。
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棋譜番号:143  連絡日2009年4月29日

期日:09.3.22〜4.09  先番  園田信一(6目半コミ出し) 白番 中丸仁
結果:(51手完 黒中押し勝ち)
43 56 74 42 52 53 62 44 33 34
23 75 58 57 48 68 78 69 25 36
27 26 16 37 38 28 17 24 14 35
15 84 76 77 85 65 83 86 94 63
73 96 64 54 29 95 84 59 49 47
18

(51手完 黒中押し勝ち)
中丸氏コメント: 白42のツケは様子見で打ちましたが、早すぎるでしょうか?
白75のツケが敗着のように思いますが、いかがでしょうか?
よろしくお願いいたします。

松村氏コメント:42のツケは悪手とは言えないでしょう。12手目の白75ツケは76に控えておいてはどうでしょうか。
黒25のトビコミに、37と外して受けるのが良かったのではないでしょうか。一応黒二子を取れます。黒が85ハネに回って、ヨセ勝負だったでしょう

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棋譜番号:144  連絡日2009年7月26日

期日:09.6.19〜7月1日  先番  松村政樹(6目半コミ出し) 白番 中丸仁
結果:(50手完 白中押し勝ち)
55 53 63 67 54 43 74 35 36 25 
46 76 58 68 23 32 85 86 88 87 
22 33 52 26 27 21 78 57 48 47 
37 59 39 75 12 44 16 62 72 24
84 98 66 89 79 77 99 69 97 96 
(50手完 白中押し勝ち)
松村氏コメントこの碁は、布石の段階で黒が甘くなったようです。10手目の25ヒキも冷静な手で、12手目に76とコスミ、白が優勢です。黒もいろいろと手を付けてみましたが、白にミスがなく、白の名局と言えるのではないでしょうか。
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棋譜番号:145  連絡日2010年6月22日

期日:10.5.17〜6.18  先番  多田 一(6目半コミ出し) 白番 中丸 仁
結果:(51手完 黒中押し勝ち)
54 67 47 34 36 53 43 44 33 23
22 24 52 63 62 73 55 12 32 41
72 82 83 84 93 94 74 92 83 93
64 83 85 86 75 95 81 71 42 91
76 87 96 97 25 21 51 96 77 78
88

(51手完 黒中押し勝ち)
松村氏コメント:黒7手目のハネダシが強手で、実戦のように攻め合いになってしまうと白が勝てません。
白は12手目に24にツイだのが正直すぎました。この手では、52にサガリ、黒24カカエに白64アテ、黒55ノビ、白65 と打てば白十分だったでしょう。
ちなみに、白64アテで先に32からのシボリを効かそうとすると、黒13、白42の時に黒は23にツガないで64に打ってきてまぎれる可能性があります。
右辺を囲えば白十分なので、欲張ることはありません。
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棋譜番号:146  連絡日2011年4月11日

期日:11.2.19〜26  先番  中丸仁(6目半コミ出し) 白番 山崎守男
結果:(30手完 白中押し勝ち)
55 63 74 47 73 35 57 58 46 67
36 33 42 43 52 64 65 62 56 53
48 68 26 76 75 87 13 24 22 14
(30手完 白中押し勝ち)
松村氏コメント:
5手目の73は少し悪いような気がします。おそらく、67か43が勝るでしょう。
黒11では、56にツグ手もありますが、そうすると白は43に打ってきます。続いて黒48、白68、黒37、白76 となって白が有利です。
23手目の38が最後のチャンスでした。ここは24に置いて様子を見たいです。
例えば白が23や34に受ければ、47の白石はこのままで逃げられませんので、黒が76に回り、白を殺すことができます。ただ、24オキに対して白は25に遮る手が正しく、続いて黒26オサエに今度は白が右下76に手入れします。黒は少し得をしますが、逆転はできません。
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棋譜番号:147  連絡日2011年4月11日

期日:11.1.26〜2・15  先番  山崎守男(6目半コミ出し) 白番 中丸仁
結果:(30手完 白中押し勝ち)
55 63 43 75 76 66 65 77 86 74
56 67 57 33 34 24 32 23 26 36
52 37 87 88 78 68 58 79 59 69
28 27 22 44 45 35 53 38 39 29
19 18 17 16 13 18 89 99 17 14
25 18 85 84 17 49 48 18 73 83
17 72
(62手完 白中押し勝ち)
松村氏コメント:
白66からのハネダシは厳しい手ですね。黒が56、57と譲ったのは辛いです。この分かれは白有利なので、黒が反撃したいのですが、有効な手が思いつきません。とすると、66ハネダシからずっと白が優勢ということになってしまいます。
ここで、普通に白58からハネついでも白に残るようですが、33にツケていったのが良い手でした。右下隅は、黒から打てばコウになりますが、なかなか黒からのコウダテがありません。最後は確かに無条件生きもありましたが、コウでも白が大丈夫でした。
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棋譜番号:148  連絡日2011年11月23日

期日:11.11.15〜23  先番  中丸仁(6目半コミ出し) 白番 山崎守男
結果:(30手完 白中押し勝ち)

43 66 36 74 67 46 45 57 37 48
73 63 84 55 44 72 75 83 76 68
64 54 73 77 82 74 87 65 78 85
(30手完 白中押し勝ち)

松村コメント

68アテに対して、77にツイだとしても、白に65に備えられると黒は生きられません。続いて88に打っても、94に当てられます。黒が15手目に44とツイだ手が疑問でした。この手では、47とアテ、56ツギに44と打ちます。実戦と同じように、白が72に打ってきたら、68サガリ、58ツギを利かしてから、75アテ、83トリ、76オサエまでで、黒優勢です。さかのぼって、白12手目の63オサエでは、83ハネが穏やかでした。これで白十分だったでしょう。
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棋譜番号:149  連絡日 2012年1月14日

期日 : 2011年12月12日〜28日  先番 山崎守男(6目半コミ出し) 白番 中丸仁
結果: 55手完 黒中押し勝ち

56 53 54 64 44 65 66 43 33 73
46 37 26 77 76 58 68 67 78 57
87 27 47 48 59 39 28 18 29 36
25 35 34 86 97 69 89 85 98 16
24 22 32 42 21 13 15 17 75 84
41 51 31 55 45
(55手完 黒中押し勝ち)
松村氏コメント:
この碁は、白の10手目、73のカケツギが問題でしょう。この手では、すぐに37か36に入るしかなさそうです。もし、黒が63に来たら73から二子を捨ててしまいます。
実戦は、白の37には26から攻めて、なかなか白は生きられません。黒の68、78の二手はうまい手筋でした。
白も最強に抵抗しましたが、白86のキリに対して97のサガリが良い手で、隅の黒と攻め合いになりません。
さかのぼって、白57ツギで87に伸びれば、半分は生きられたでしょうが、地合いは白足りません。結局、布石の段階で黒が優勢になったと思います。


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棋譜番号:150  連絡日 2012年6月22日

期日 : 2012年6月4日〜12日  先番 中丸仁(6目半コミ出し) 白番 山崎守男
結果: 36手完 白1目半勝ち

43 66 46 63 67 76 77 36 56 37
74 64 73 44 65 34 62 52 72 53
51 41 61 42 48 38 59 47 57 55
75 45 39 29 49 28
(36手完 白1目半勝ち)
松村氏コメント:
黒は74に打ち込む前に、黒35、白25、黒24と二段バネを打つべきでした。白は34、黒45、白23までは絶対ですので、それから74に打ちます。続いて白73には黒84と打ち、白が危ないです。白を取り逃がしても、黒26キリから白二子を取れますので、黒優勢です。

実戦は、黒の19手目、72ツギが失着です。この手では42に押さえる手が成立します。白は72に切るわけには行きません。黒54から打たれてつぶれます。いったん白55を利かしても黒75ツギに対して白は打つ手がありません。72ツギで42に打っていれば、少し黒が優勢だったでしょう。

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棋譜番号:151  連絡日 2012年9月10日

期日 : 2012年6月30日〜7月12日  先番 山崎守男(6目半コミ出し) 白番 中丸仁
結果: 58手完 黒2目半勝ち

44 57 56 66 65 75 55 47 76 67
74 85 84 35 34 25 46 36 37 27
77 78 86 87 95 23 24 14 33 22
88 89 98 51 32 31 21 11 13 12
42 41 68 38 72 71 62 61 82 81
58 48 79 59 92 15 52 13

中丸氏の感想

黒37の切りに対し、白38とアテた手がおかしかったでしょうか?
手抜きして、23にトビこむ手もあるように思うのですが…。
よろしくお願いいたします。


松村氏コメント:

黒37の様子見が良い手でした。手抜きして23に飛び込んでも、黒23、白14、黒27となり、白が勝てません。

白は27に受けるしかないでしょう。その後、白71のツケに対して黒が62に伸びた手が悪手でした。この手では普通に81から抑えていけば、先手を取れますので、実戦と二目の差があります。少し黒に余裕があったので、逆転にはなりませんが。

白は25の下がりが敗着のようです。この手では、24にハネ、黒23抑えに対し、白86に打つしかありません。続いて黒が25、白26、黒14と取ってくれば、94からのハネツギを決めます。これなら少し白が優勢です。

問題は、黒がおとなしく25からキリトッテくれるかどうかですが、もしも黒が36と来た時の想定図だけ示しておきます。
黒36に続いて、白26、黒37、白46、黒45、白25、
黒28、白27、黒38、白18、黒17、白16、黒19、白29、黒39、白48、黒19 となった時に白は77に取っておけば、このコウは黒が勝てません。


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棋譜番号:152  連絡日 2012年11月29日

期日 : 2012年11月13日〜11月23日  先番 中丸 仁(6目半コミ出し) 白番 山崎守男
結果: 35手完 黒中押し勝ち

43 56 36 63 76 74 78 37 27 26
25 35 46 45 47 57 16 48 38 65
85 34 23 24 33 87 77 84 52 68
88 79 89 98 96
35手完 黒中押し勝ち
松村氏コメント
この碁は、序盤で黒が打ちやすくなったようです。
7手目に78に打ち、白としてはどこかで仕掛けないと不利です。
26の切りから35の打ちましたが、26で単に35から打つ手はなかったでしょうか。
以下、実戦のように、黒46 白45 黒47 となれば、一旦55にツギます。
今度は黒25に対し、24と押えて、黒34、白23と戦えば、まだ勝負だったでしょう。
実戦は33のツギが良い手でした。確かに、コウになってもそばコウがあり、黒が優勢です


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棋譜番号:153  連絡日 2013年2月14日

期日 : 2012年12月1日〜17日  先番 山崎守男(6目半コミ出し) 白番 中丸 仁
結果: 42手完 白中押し勝ち

43 56 36 54 45 55 76 44 34 33
32 23 22 24 35 77 87 67 74 37
27 53 42 88 62 52 51 41 31 63
72 73 83 82 81 12 13 14 21 28
26 38

42手完 白中押し勝ち
松村氏コメント
松村コメント
白33からの味付けは良いのですが、24のアテは保留する手もありました。
後から、白37に着けた時に、もし実戦のように27にハネると、白25の手筋 が残ります。

実戦は77ツケに対し、黒は53ハイが急所です。続いて白63、黒62と打っ たとき、 普通なら白72と二段バネしたいのですが、黒64、白73を交換してから> 黒67にハネ出されてしまいます。 続いて白57なら黒78、白87、黒66で白が困りますし、黒67に対して 白66に切るのは黒78、白87を交換してから黒57で白が困ります。

白72の二段バネが打てないので、73に引くしかないですが、 それでも黒は黒67にハネ出します。 続いて白57なら黒78、白87、黒58と打ち、黒が優勢でしょう。

実戦は、黒51のワタリが敗着です。この手では黒85にカケツグしかなかった でしょう。 白が97に来れば、そこを放置して38に回りますし、白が28に来れば黒27、 白38を 交換してから黒98に回れます。

さかのぼって、白52の出が、当然の一手のように見えますが疑問でした。 この手では、28のヨセに回るか、85のオキに回れば白が優勢だったでしょう。






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棋譜番号: 154 連絡日 2015年10月2日
第2回山梨県障害者芸術文化祭・甲信越囲碁大会1回戦

期日 : 2015年9月1日〜5日  先番 中丸 仁(6目半コミ出し) 白番 大田 佑
結果: 32手完 白中押し勝ち
55 43 63 67 76 77 47 75 65 35
34 24 86 48 37 38 28 57 46 26
27 45 56 87 52 42 53 85 44 33
54 22


黒37の引きが緩着だったでしょうか? 黒25の切りを利かすことも考えていたのですが、37と打ってしまい、その後、形が崩れてしまいました。
松村コメント
確かに黒37の引きでは黒が不利ですね。
まずは38に押さえたいです。続いて白が58に引いた時に、黒45にぶつかれば、白は受け方が難しいでしょう。
白が33や44に打てば、黒36のアテが効いて、黒87で右下の白が死んでしまいます。
黒45ブツカリに対して36ノビなら、23にハネ出し、白33、黒44までで
白が困ります(22と25が見合い)。
黒45ブツカリに、白25ツギなら、黒36と打って、次に黒86と、黒33が
見合いです。黒33、白44、黒23までで白がつぶれます。


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棋譜番号: 155 連絡日 2016年7月3日

先番    中丸仁(6目半コミ出し)  白番 斉藤杉太郎
2016年5月14日〜21日
結果: 40手完 白中押し勝ち
64 37 57 34 33 44 43 53 54 52
24 25 23 73 74 83 36 58 68 48
26 67 84 94 95 93 77 66 78 46
45 55 35 27 63 62 42 85 76 75


最後はダメヅマリをうっかりしていました。どう打っても勝ちだと思い込み、油断していました。
松村コメント
白八手目の53は少し強引すぎたようです。黒の応手が正しく、その後はずっと黒が優勢でした。
最後のダメヅマリは見落としでしたが、どこかで黒76に打つことができれば、黒65のオイオトシを見て先手ですので、これも黒が優勢でした。勝っている碁を最後まで勝つのは難しいですよね。

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棋譜番号: 156 連絡日 2016年7月3日

先番    中丸仁(6目半出し)     白番 山崎守男
2016年5月24日〜29日
結果: 30手完 黒半目勝ち
64 46 66 44 26 84 47 63 54 53
43 33 42 74 45 34 35 25 56 32
73 72 75 85 86 15 16 24 95 93

黒43の切りがよかったのでしょうか?
松村氏コメント
立ち上がりは珍しいマネ碁ですね。対称形なので、あまり黒が単純に打ってしまうと、コミが出なくなります。白が10手目でマネ碁をやめましたね。
黒54のツキアタリを悪手だとみて、付き合うのをやめたのでしょうか。黒43キリは良い手ですね。白の74も黒のダメヅマリ狙いでいい勝負です。
白18手目の25も良い手ですね。最後は白の15さがり、93の受けなど、最強の頑張りがありましたが、白逆転の手段はなさそうです。


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棋譜番号: 157 連絡日 2016年8月1日

先番 斉藤杉太郎(6目半コミ出し)
白番 中丸仁
2016年6月22日〜7月19日
(73手完 黒中押し勝ち)
64 56 55 66 46 45 47 44 63 57
25 24 26 52 62 48 38 58 23 14
33 34 42 28 37 39 29 19 27 17
16 49 43 84 83 29 54 35 13 85
18 82 93 17 87 77 74 75 18 73
72 17 86 18 94 95 76 65 78 88
98 89 67 68 79 69 99 96 97 77
73 89 67
(73手完 黒中押し勝ち)

白48からのハネツギがいけなかったでしょうか? 左上の白に手をかけるところだったでしょうか?
松村氏コメント
6手目の45キリは過激すぎたようです。48からのハネツギでは、左上に備えておくのが望ましいですが、ぴったりと生きる手が浮かびません。
白33に備えれば後から42ハサミツケがありますし、白32に備えると、今度は23ハサミツケがあります。
黒19手目の23に打たれると、白に反撃の手段が無いようです。
左下のコウ争いを黒が簡単に譲ってセキにしてしまうと、白が優勢になってしまうので、黒としては左辺の白を取るか、コウ立てで利益を得る必要があります。
黒からは右下隅にたくさんコウ立てがあったので、優勢を維持できました。


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棋譜番号: 158 連絡日 2017年3月7日

先番 斉藤杉太郎(6目半コミ出し)
白番 中丸仁
2017年3月7日
64 46 56 57 45 35 55 34 47 36
58 67 48 68 27 37 38 26 17 66
43 44 54 33 75 76 42 32 85 86
88 59 29 49 18 87 16 62 53 73
41 15 31 21 22 12 11 69 39 21
23 24 11 74 65 21 96 97 11 95
13 84 61 71 51 63 14
(67手完 黒3目半勝ち)
58のアテは予想していませんでした。その後の白は、どこがまずかったでしょう
か?

松村コメント
白20手目の66では、75まで進めてはどうだったでしょうか。
黒が74と押さえれば、そこで66と戻れば、隅の白は安心です。
もしかしたら、白75に対して黒66 白76 黒88 などの仕掛けを心配されたのかもしれませんが、逆に黒から75と打たれると、右下の白が非常に窮屈です。

補足 両対局者はご存じなのですが、一応補足までに。左下の黒は、部分的には白29 黒28 白19 黒59 白39 となって「隅のマガリ四目」という形で死にます、ただ、実戦の場合は右下の白が不完全なために、以上の手順で白から取りに行く暇がありません。左上と右下の白が完全に生きていれば、取りに行くことが可能になります。


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棋譜番号: 159 連絡日 2017年10月9日

先番 斉藤杉太郎(6目半コミ出し)
白番 中丸仁
2017年9月2日
第4回山梨県視覚障害者大会 名人クラス決勝戦
74 45 43 65 64 75 58 47 48 38
87 86 77 57 28 37 68 33 32 42
52 53 41 44 42 84 83 49 94 85
88 23 22 12 54 55 59 39 66 97
98 95 72 93 92 56 21 94 25 24
27 36 26 29 11 13 15 18 17 35
76 34 19 63 73 18 96 14 97 16
70手 2目半 白勝ち

この碁の黒の敗着はどこでしょうか?
白49のハネと白44のアテを打つことができ、白は撃ちやすくなりました。

松村コメント
57からの黒の侵入を、白は先手で切り上げ、33のツケに回っては白が打ちやすそうです。
黒の11手目87 白86と進んだ時に、黒77に伸びた手で、黒37に切るのはどうでしょうか。
以下、白36 黒27 白28 黒26 白25までは一本道なので、次に黒56とノゾキます。
続いて白46 黒55 白57 黒66 白67 黒77
となりますので、白は68に突き抜くか、54から打つかの選択になります。
おそらく白68が勝りますが、黒34あたりから囲って、黒が優勢でしょう。
 

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棋譜番号: 160 連絡日 2018年8月5日

 
前チャンピオン中丸氏とアマ名人戦・山梨代表斉藤さんとの対局棋譜
 
先番 斉藤杉太郎(6目半コミ出し)
白番 中丸仁
2017年11月30日〜12月30日
 45 65 57 53 76 75 33 37 54 63
26 36 25 67 66 58 56 48 83 32
85 34 35 77 87 88 98 78 23 22
12 43 44 21 28 27 17 38 39 16
15 69 72 73 82 41 49 59 19 29
39 89 62 52 61 51 84 49 16 29
18 39
(62手完 黒1目半勝ち)
 白77のハイは筋が悪かったように思います。白78とカケツギがよかったでしょう
か?
白は2カ所生きれば負けないだろうと思い込んでいました。
 松村氏コメント
確かに、白が二か所に分かれて生きれば、白が優勢だと言われますが、本局の場合はかなり小さい地で生きたので、一般論が当てはまらなかったようです。

まず、白67 黒66 白58の仕掛け方が疑問ではないでしょうか。
黒に56とつがれると、実戦のように右上スミにさまざまな効きが生まれて白が苦しいです。
白は77ツケ、黒67、白87 と打って左下二子を捨てて勝負することもできたでしょう。
続いて黒66 白86 黒55 となれば白32に回っていい勝負でしょう。
実戦は黒83の置きに対応できないのがつらいです。
コメントにあった白77のハイですが、確かにかけつぎの方が良いです。

なお、白21から生きに行ったのですが、もし黒が41に置いてきたら白が危ないのではないでしょうか。白は82のツケまでは行きにくいので72とコスムでしょうが、黒82と打たれ、黒から52のコスミと73アテコミを見合いにされて生きられません。

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棋譜番号: 161 連絡日 2017年10月9日

 
当会チャンピオン中丸氏とアマ名人戦・山梨代表斉藤さんとの対局棋譜
 
先番 中丸 仁(6目半コミ出し)
白番 斉藤 杉太郎
2018年4月29日〜5月29日
 55 53 57 58 48 68 67 77 76 87
43 42 33 54 45 47 64 37 63 75
65 85 26 83 72 27 82 25 36 16
24 92 35 86 15 17 74 84 46 73
38 28 29 49 18 62 32 41 52 51
81 31 61 71 78 88 61 52 21 71
59 22 61 11 44 71 69 89 61 21
23 71 79 91 66 13
(76手完 黒半目勝ち)
 斉藤さんは黒46を黒66と勘違いされていたそうです。
白73で白が普通に撃たれていたら白がいいと思うのですが、黒の敗着はどこになるでしょうか?
 松村氏コメント
白47の切りが良い手でしたね。黒の64 63の連打がどうだったでしょうか。47切りに、黒75ならびではいかがでしょう。実戦のように白37とくれば、黒73で実戦よりよさそうですし、もし白が73に来れば黒37か38でいい勝負でしょう。
しかし、76手目まで続いて半目勝負とは、すごい激戦でしたね。

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棋譜番号: 162 連絡日 2020年10月10日

先番 竹内真子(6目半コミ出し)
白番 中丸仁
2019年4月27日〜5月15日

55 63 43 36 47 75 76 86 34 48
58 57 67 37 56 25 38 28 49 29
87 85 62 52 72 53 73 64 84 74
94 42 24 92
(34手完 白中押し勝ち)


黒62のツケに対し、白52のハネ出しは軽率だったでしょうか? 黒72は無理だろうと
思っていましたが、打たれてみると白が危険のように思います。
さかのぼって、黒62のツケでは、黒64、白74を交換し、黒62のハサミツケで白が苦し
いように思いますが、いかがでしょうか?

 松村氏コメント
コメントにあったように黒64、白74、黒62となればうまいですが、白は74でなく73にうけます。黒52、白62となり、わずかに白が優勢でしょう。
黒62に対し、白52は危ない手でしたね。黒は72でなく、73にはねる方が良いでしょう。
続いて白74に黒82と打ち、白は61、黒72ツギ、白53ツギに黒84と打って、隅の黒との攻め合いになります。なお、実戦の31手目の黒94は、93にカケツイでおけば隅の黒はコウになりました。ただし、黒からのコウ立てがあまりないので、逆転は難しいです。

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棋譜番号: 163 連絡日 2020年10月10日

先番 中丸仁(6目半コミ出し)
白番 斉藤杉太郎
2019年4月19日〜5月22日

55 35 36 46 45 37 26 34 43 33
47 56 65 57 48 27 67 58 68 49
66 38 42 44 54 32 31 21 41 53
52 63 62 73 72 82 83 84 93 94
74 92 83 69 22 78 25 86 64 23
11 14 13 12 21 16 13 85 77 87
24 81 71
(63手完 白4目半勝ち)


右下と左上のフリカワリは黒が悪かったでしょうか? 
右下は何もせずに受けていればよかったようですね

 松村氏コメント
半目勝負の難しい碁でしたね。右下ですが、白69ハネに対し普通に黒78に受けると、
すぐに白22を利かされて黒が勝てません。また、白78に対して黒77と抑えても、わずかに白が有利なようです。一つの変化として、黒83の切りの前に22に切ってみる手はあります。もし白が23、黒11、白25と受けてくれればそれから黒83と打てて黒優勢です。ただ、おそらく白は23に打たず、84にカケツギ、黒25の仕掛けにも無視して白86に来るでしょう。結局黒は24に手を戻さなければならず、白が88に打って優勢です。

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棋譜番号: 164 連絡日 2020年10月10日

先番 中丸仁(6目半コミ出し)
白番 斉藤杉太郎
2019年7月5日〜8月8日

64 46 66 44 26 84 55 45 24 86
75 85 77 33 73 37 57 53 48 62
28 82 72 38 71 39 42 68 49 61
32 78 43 67 56 54 76 34 47 36
63 52 23 87 83 25 15 27 35 22
21 25 88 89 35 12 13 25 79 98
35 41 11 25 16 17 35 22
(68手完 白中押し勝ち)


九路盤でのマネ碁は初めての経験でした。黒がどのタイミングで5の五に打つのかが
ポイントになってくると思うのですが、コミが大きいため、黒のいい図が見つかりま
せんでした。マネ碁での黒番での考え方を教えていただけますでしょうか? また、
この碁でのポイントはどこになるでしょうか? よろしくお願いいたします。

 松村氏コメント
マネ碁の対応は難しいですね。あまりに黒が変な手を打つと、マネしてくれませんから。
七手目に55とのぞき、45につがれてしまうとこの碁は黒が勝てません。
一例として、黒の七手目で24、白がマネして86のときに黒43につける手があります。
白が67にマネしてきたら、黒77 白33 黒34 白76 黒57 白53 黒56 白54
まで進んだ時に黒52で勝ちです。もしまだマネを続けて白58 黒63 白47となれば、黒45でマネ碁が崩れます。あとは逆にマネをしていけば黒が良いです。
もしも黒52の時に白58と打たないで白63と打てば、黒78と打ってこれも黒が優勢でしょう。白はその前にどこでマネをやめるかを検討しないといけません。

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棋譜番号: 165 連絡日 2020年10月10日

先番 中丸仁(6目半コミ出し)
白番 山崎守男
2019年7月15日〜8月10日

64 46 66 44 26 48 35 45 33 34
24 43 32 42 36 73 63 62 74 82
83 72 68 84 85 93 95 37 27 28
57 47 41 51 31 15 14 17 25 58
59 49 69 65 75 55 87 56 67 94
53 52
(52手完 黒1目半勝ち)


白42のオサエでは、白36、黒48を利かした後に白42とオサエられるほうが嫌でした。
白73では、もっと深く入る手はあったでしょうか?

 松村氏コメント
この碁は序盤で黒が作戦勝ちしましたね。感想のように、白36、黒48の後で白42と打つと、黒は58に頑張ってこないでしょうか。もし白22から取りに行っても、黒23 白31に黒28と打てば生きています。(黒13が先手です)こうなると全体の白が危ないので、黒地に入りにくくなります。
白74でもう少し入る手を検討しましたが、外側の白が完全ではない状況では、これが精いっぱいだと思います。

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棋譜番号: 166 連絡日 2020年10月10日

先番 中丸仁(6目半コミ出し)
白番 斉藤杉太郎
2020年6月14日〜7月16日

54 56 57 47 67 66 48 46 38 77
78 53 64 44 43 42 33 34 52 63
62 73 72 23 32 22 41 74 26 88
24 25 35 14 45 24 36 55 76 87
37 65 68 89 83 84 82 16 17 69
58 18 15 79 59 16 86 85 15 21
31 16
(62手完 白中押し勝ち)


黒57のツケはよくなかったでしょうか? 白53のツケで困りました。黒43の切りに対し、白42からのアテには気がつきませんでした。
序盤、黒54と57が小さく生きる展開になったことが敗因でしょうか?

 松村氏コメント
おっしゃるように、白53ツケ以降、なかなか黒の良い手がありませんね。
黒48ハネ、続いて38ノビと、普通の形ですが、かなりへこみましたね。
48では76に叩くのが思いつきますが、どうなるかわかりません。
続いて、白が75におさえてくれば、黒77にツギますし、
白が77に切ってくれば、黙って黒75などと打てばどうでしょう。

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棋譜番号: 167 連絡日 2021年1月4日

先番 中丸仁(6目半コミ出し)
白番 斉藤杉太郎
2020年10月26日〜12月14日

55 34 43 44 54 53 52 63 33 24
62 73 23 37 75 85 76 84 72 86
87 77 67 78 47 66 36 26 27 38
25 46 16 35 56 26 65 48 57 15
88 82 81 93 74 71 61 91 92 97
68 91 64 83 92 79 69 91 95 71
42 96 81 98 89 71 14 13 81 22
92 32 99 91 12 11 92 41 94 31
45 36 49 39 59
(85手完 黒13目半勝ち)

九路盤での85手という長手数は初めての経験でした。コウが多く、難解な碁に
なったように思います。
序盤の白44からの出切りに対しての黒の対応はどうだったでしょうか? 黒が
先に打つので戦いになると有利かと思っていましたが、難しくてよくわかりません。
どうぞよろしくお願いいたします。

 松村氏コメント
おっしゃるように、白44からの仕掛けに対し、黒52から頑張ったのは強い手ですね。
白85に黒76と引いたのも冷静な打ち方です。黒47に白66も最強の頑張りですね。
白35では、56に打つ手もあったでしょうが、こまかい勝負になりそうです。
最後は大きなコウになっても黒が勝ちましたが、白46手目、71の放り込みに黒は
61に取らず、91に打つ手はどうでしょうか。白13のハネには12と抑えて頑張れま
すので、これで黒が大丈夫そう

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